便秘 肌荒れ

便秘 肌荒れ

便秘を治すには、基本的に原因となっているのと逆のことを行えば良い。 適度な量の食事を摂り、中でも野菜やきのこ類、穀物など、食物繊維が豊富な食品を意識して食べるようにする。もし便秘の症状がひどく、便が腸内で固まっている状態の場合は、まずは十分な水分補給を。基本は水。特に朝起きぬけにコップ一杯の水を飲むことで腸が刺激され、蠕動運動が促進される。また少し早めに起き、便意を催したとき、余裕を持ってトイレに行ける時間を確保する。ただし、水分摂取の必要があるといっても、甘いジュースや加糖された缶コーヒーなどはなるべく避ける。砂糖は正常な腸の蠕動運動を妨げ、逆に便秘の原因となる。果物に含まれる果糖も同様。ビタミンが豊富だからと食べすぎれば、糖分摂取過多になり、肥満の原因にもなる。ビタミンならば、小松菜や春菊などの緑黄色野菜からも摂ることができる。運動は、1日20〜30分以上歩くようにすれば良い。 ストレス・寝不足・便秘等、一般に肌荒れの原因とされていることは、相互に関連している。安易に緩下剤に頼ると、段々薬が効かなくなってくるので、なるべく便秘の原因となっている生活習慣を改めることで便秘を解消すると共に、肌荒れも解消していただきたいと思う。